Civil Standard フラッグに込められた想い

みなさん、おはようございます☆

本日は『買付け屋』に新入荷したCIVIL STANDARD(シビル・スタンダード)の商品をご紹介したいと思います。

CIVIL STANDARDはアメリカの星条旗や州旗をモチーフにしたハット、Tシャツ、ワッペン、ペナントを販売しているブランドです。

今ではほとんどの人がその意味を気にしなくなってしまいましたが、国旗や州旗には歴史や価値、様々な想いが込められています。
その起源にもさまざまなストーリーがあります。

CIVIL STANDARDはその意味をもう一度考え、アイデンティティのコンセプトの探求を目標としているブランドです。

CSD-83-CSCA-Cal-NvTn_1こちらはカリフォルニアの州旗をモチーフにしたベースボールキャップです☆

他にもたくさんの州旗をモチーフにしたアイテムがあります♪
是非チェックしてみてください☆

『買付け屋』Civil Standard

 

せっかくなので、本日はカリフォルニア州の旗の持つ意味について少しだけお話したいと思います☆

アメリカには50州ありますが、それぞれの州にState Flags(州旗)があり、いろんな色や模様の旗があります。
星条旗ほど有名ではありませんが、州の議事堂や市役所といった公共施設に行くと、星条旗と一緒に州の旗も誇らしげに掲げられています。
そしてそこにはもちろん、ひとつひとつの旗にストーリーがあります。

私達の住むカリフォルニア州の州旗は「The Bear Flag(クマの旗)」と呼ばれ、クマと星が描かれています。

60-100-10108-2クマの下には「California Republic(カリフォルニア共和国)」と言う文字が書かれています。

カリフォルニアは国ではないのに、なぜ「共和国」と書かれているのでしょうか?
そこには長い歴史の物語があるんです。

18世紀の後半からアルタ・カリフォルニア(現在のカリフォルニア州などを含めた5州)はスペイン帝国の植民地となりました。
その後、1821年にアルタ・カリフォルニアを含みメキシコが第一メキシコ帝国となりました。
当時国境は今のように堅固に守られていたわけでは無かったので、アメリカ人も当時のメキシコ領のカリフォルニアに多く移住しました。
そんな中、メキシコ政府がメキシコ市民以外のカリフォルニア住民を追放しようとしているという知らせがあり、33人のアメリカ人定住者がこれに反発しました。

そしてその住民達による革命によってメキシコ人を追放し、カリフォルニア共和国の独立を宣言しました。
このときアメリカ人が掲げた旗が、「カリフォルニア・リパブリック」の旗だったようです。
そしてその後メキシコはカリフォルニアをアメリカ合衆国に割譲し、カリフォルニアは1850年9月9日にアメリカ合衆国第31番目の州となりました。

では、なぜ星とクマだったのでしょうか?

星はテキサスの「The Lone Star Flag(一つ星の旗)」からインスピレーションを受けたそうです。

stock-photo-rippled-state-flag-of-texas-130932041この旗の「一つ星」には、「団結してメキシコ人と戦う」という意味が込められているそうです。

そしてクマは、「強さ」を表しています。

カリフォルニア州旗に描かれているクマはグリズリー・ベアというヒグマの一種で、とても大きく強いため州旗に用いられました。
269d27da0c64549cc22a85936cd4bd28_m
アラスカやカナダに今も生息していますが、残念ながらカリフォルニアでは既に絶滅しているそうです。

このように州旗には、歴史やその時代の人々の想いが込められています。

そんな想いを忘れないためにCivil Standardはフラッグをモチーフにした商品をデザインしているそうです。
それでは、みなさんまた次回お会いしましょう♪

top-slide-civilstandard


あわせて読みたい